韓国旅行のベストシーズン:天気と季節

韓国は四季がくっきり分かれていて、いつが「ベスト」かは何を目当てにするか次第です。桜、紅葉、祭り、スキー、あるいは安さ。まず自分がどれを取るかを決めて、そこから月を逆算してください。

四季の概観

ここの四季は、それぞれがまるで別の国のよう。春と秋は文句なしの人気で、桜、そして紅葉に穏やかな気候、一年で最も多い人出までが重なります。夏は蒸し暑く、冬は寒くて静か、そのぶん料金は群を抜いて安い。

どの季節に行くにしても、予約を入れる前に旅行の費用宿泊エリアには目を通しておきましょう。

  • 春と秋は天気こそ最高ですが、その分どこも混みます。冬は狙い目の最安期。
  • 重ね着が基本。春と秋は朝晩ぐっと冷え込みます。
季節ごとの大まかな目安。桜や紅葉の時期は年によって多少ずれます。
季節時期雰囲気混雑
3月下旬〜5月穏やか、桜多い
6〜8月高温多湿、7月は梅雨ふつう
9月下旬〜11月快晴、紅葉多い
12〜2月寒く乾燥、雪・スキー少ない(最安)
季節ごとの大まかな目安。桜や紅葉の時期は年によって多少ずれます。

月別に見るソウル

雨のほとんどは二か月に集中します。ソウルに一年で降る雨の半分以上が、7月と8月だけで落ちてきます。韓国の梅雨(チャンマ)もこの期間に収まっていて、平年値ではソウルを含む中部地方で6月25日に始まり、7月26日に明けます。ひと月ほどのあいだに、雨の日が18日。ただし実際の日付は年によって大きく動きます。平年値が指しているのは、あくまで重心のあたりです。

10月から3月までは乾いた半年で、どの月も55mmに届きません。雨の心配がいらない代わりに、今度は寒さが効いてきます。1月の夜は平均-6°C。

  • ソウルの年間降水量の半分以上が、7月と8月に降ります。
  • 梅雨(チャンマ)の平年値は6月25日〜7月26日。日付は毎年ずれます。
  • 10月は平均最高気温20°Cで、雨も52mmと少なめです。
ソウル、韓国気象庁の平年値(1991〜2020年)を四捨五入。気温は日ごとの最高・最低を月平均したもので、観測史上の極値ではありません。
平均最高平均最低降水量
1月2°C-6°C17mm
2月5°C-3°C28mm
3月11°C2°C37mm
4月18°C8°C73mm
5月24°C14°C104mm
6月28°C19°C130mm
7月29°C22°C414mm
8月30°C23°C348mm
9月26°C18°C142mm
10月20°C11°C52mm
11月12°C4°C51mm
12月4°C-3°C23mm
ソウル、韓国気象庁の平年値(1991〜2020年)を四捨五入。気温は日ごとの最高・最低を月平均したもので、観測史上の極値ではありません。

桜と紅葉

桜前線は、暖かい南部(釜山・済州)の3月下旬に始まり、ソウルの4月上旬へと北上します。見頃はどこも1週間ほどなので、タイミングがものを言います。紅葉は逆に、山間部の10月中旬からソウルの11月上旬へと下りてきます。

見頃は毎年の天候で前後します。旅行が近づいたら、公式の観光サイトや気象サイトで最新の予想を確かめておきましょう。

  • 桜は南部が3月下旬、ソウルは4月上旬ごろ。
  • 紅葉は山間部が10月中旬、ソウルは11月上旬ごろ。
春、韓国の伝統的な瓦屋根からあふれるように咲く桜。
瓦屋根に映える春の桜。 - Timothy Ries / Unsplash

一番安い時期

いちばん静かで安いのは、冬(12〜2月)の、年末年始と旧正月を避けた時期です。航空券もホテルもはっきり値下がりします。6月下旬から7月上旬も安くなりますが、そこはちょうどチャンマ。値引きの分は、雨で払うことになります。

避けたいのは大型連休、つまり旧正月(ソルラル)と秋夕(チュソク)。料金が上がるうえ、多くの店が休みに入ります。祝日のカレンダーに日付と、そのとき何が閉まるかが出ています。

  • 最安は12〜2月。ただし年末年始と旧正月は除きます。
  • ソルラルとチュソクは、料金の高騰と休業に要注意。

持ち物

春と秋は、薄手の重ね着に夜用の上着、それに歩きやすい靴を。夏は通気性のいい服と日焼け止め、梅雨に備えた傘。冬はしっかりした防寒コートに手袋、帽子。外は冷えますが、室内はどこも暖房がよく効いています。

どの季節でも、いちばん大事なのは歩きやすい靴です。韓国は歩いて回る価値のある街ばかりですし、地下鉄やバスにも頻繁に乗ることになります。

  • 季節を問わず、歩きやすい靴は必携。
  • 夏は傘と日焼け止め、冬は本気の防寒コートを。

かんたんQ&A

韓国旅行のベストな月は?
狙うなら4月と10月。4月は桜と穏やかな陽気、10月は澄んだ空と紅葉が楽しめます。どちらも人気が高いので、予約は早めに動きましょう。
冬の韓国はどう?
寒さが苦にならないなら、冬はおすすめです。料金は一年で最も安く、どこも空いていて、雪やスキー場、ぬくもりのある室内文化を満喫できます。防寒コートだけは忘れずに。
韓国の桜はいつ?
南部の都市で3月下旬、ソウルでは4月上旬ごろ、見頃はどちらも1週間ほどです。年によってずれるので、旅行が近づいたら最新の開花予想を確かめてください。
韓国の梅雨(チャンマ)はいつ?
南から順に上がってきます。30年平年値では、済州が6月19日ごろ、南部が6月23日ごろ、ソウルを含む中部が6月25日ごろ。明けるのはいずれも7月の後半です。ただし実際の年はこの日付から数週間ずれることも珍しくないので、予報として読むのではなく、どの二週間を警戒するかを決める目安として使ってください。

執筆:Hyouk Seo · 最終更新: 2026-08-19